悪夢の始まり(07/13)
 

 

「ひあッ!・・・あっ・・・ああっ・・・・・・あふ・・・・・」

 

 

一度イってもオーヴァンの指は止まらない。抵抗しようにも身体に力が入らなかった。頭の中も真っ

 

白だ。なのに、身体の奥はどこまでも熱く火照っている。オーヴァンの指は下着を超え、無防備な

 

 

身体へとさらに潜り込んでくる。

 

 

「大人しそうな顔をしているのに、こういうのが好きなんだな」

 

 

「ッ!・・・ちがっ・・・こんな、こんなはしたない事・・・・・、やぁッ!」

 

 

オーヴァンの指が、愛蜜を絡めながらどんどん深くなる。

 

 

「好きなんだろ?」

 

 

「ふぁっ・・・・・・あっ・・・・だめ、だめぇ・・・・・・」

 

 

いじくり、つまみ、こねる。オーヴァンの指で直に肌と秘部を触れられ、ハセヲの身体に明らかな変

 

化が現れた。すでに紅潮していた頬はりんごのように赤くなり、その額や胸元には、うすうらと汗が

 

浮かび上がっている。

 

 

「こ、こんな格好・・・もう・・・・」

 

 

恥ずかしい。こんなことはしたない。未だに残っている羞恥心が自分の心をえぐる。振り絞るような

 

ハセヲの声。オーヴァンを見上げるその瞳を潤す涙は、いまにもこぼれ落ちそうだ。

 

 

「もう・・・こんな・・・・・・、いたぁッ!!」

 

 

オーヴァンの指がぐっと奥まで押し込められた。異物による圧迫感が秘部を苛む。

 

 

「正直に言えよ。こうゆうことされるのが好きなんだって」

 

 

「・・・・・あぅ・・・くるしっ・・・・・・」

 

 

オーヴァンが耳元で囁くが、ハセヲは異物の苦しみで、ぱくぱくと口を開くのがやっとだった。

 

 

「ほら・・・・ハセヲのココはこんなに興奮してる」

 

 

「・・・ふっ・・・んぁ・・・あうっ!」

 

 

まだ動かされてもいないのに、奥は熱く蕩けそうだった。膣をかき回し始めた指が、止めどなく染み

 

出てくる愛液で濡れていく。指の動きはどんどん激しくなり、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が響く。

 

 

「この感じ、わかるだろ?」

 

 

「・・・・・・・ッ」

 

 

「答えられないか?・・・・ほら、どんどん溢れてくる」

 

 

触れなくても自然とヌルヌルしていく。これは全部、お前の身体が溢れさせたものなんだ。てらてら

 

と濡れる愛液を見せ付けると、ハセヲは顔をそらすしかない。

 

 

「ハセヲは本当にエッチでスケベな子だ」

 

 

「そ、そんな・・・ちがう・・・・・・ああッ!」

 

 

オーヴァンの指が膣内の一点に触れた途端、背筋に電撃が走った。

 

 

「ここがGスポット。もっと濃厚な快感をもたらしてくれる」

 

 

「ひぅっ・・・・・!! ひぁあああっ・・・・・・!!」

 

 

膣の中に入った中指が第一関節で90℃にまげられ、執拗に敏感な一点を責めたてる。ハセヲは

 

身をよじって少しでも逃げようとするが、ソコからは熱いものが溢れ出すばかりだ。

 

 

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