あの時、ハセヲはふらふらになりながらも、@HOMEを飛び出していった。「待って」という
彼女の言葉は、どうやらあの子には届かなかったらしい。彼女は男の傍らに立ち、見上げる。
「もう、私のこと急に呼び出したりして。何事かと思って来てみたのに」
彼女が凛とした声を響かせる。
「まさか、こんなことになるなんてね。これじゃまるで、私が空気読めないみたいじゃない」
「君にはすまなかったと思ってるよ」
「オーヴァンって、本当、意地悪いよね。ハセヲくん、可哀想だよ?」
「自覚はしてるよ」
「自覚だけじゃダメ、ちゃんと直して」
言葉できっちり釘をさしておく。だが、肝心の本人は聞いていないようで。はぐらかす様に笑み、
さっさと立ち去ってしまった。仕方ないなぁ、と彼女は諦め、ふと、虚空を見上げる。
ねぇ、ハセヲ。
私はハセヲのこと、ちゃんと分かってるつもりだよ。
だから、ね、話して。話してくれれば、またいつものように接することができるから。
だが、そう囁いても、彼女の呟きがハセヲに届く日はまだ遠い。
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志乃さん、実は全部知ってました。でも、ハセヲ自ら話してくれるまで待つつもりです。そして、
ハセヲが苦しんでいるようなら、本気でオーヴァンにお灸を据えるつもりです。(怖ッ
さてさて、こんな拙い文章をご一読いただき、誠にありがとうございます。
萌えというよりただの官能小説でしたね。
ぶっちゃけ、エロ書くなんて初めてです。ものすごく恥ずかしいです。(>Д<;;)ひやぁー
書いてる最中、ハセヲは「○○○」でごまかし、オーヴァンは「男」でごまかしていた。
だって、露骨に名前書いちゃったらそれだけで悶絶しちゃうよ。自分で読み返せないよ。
完成したときようやく名前を変換しました。( ´ v `*)
頭の中で想像するのとそれを実際に書き出すのとでは雲泥の差があるよ。私の羞恥心に!
この小説は不評が多い、もしくは自分の羞恥心が耐え切れなくなったら自然消滅します。
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